なぜ独身なのに家を買ったのか

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独身だけど家を購入したい!と悩んでいませんか?

実は、私もそう思って日々を過ごしていました。
ただ行動してみたら、とんとん拍子に事が進みあっという間に家が手に入ってしまいました。
未婚割合でいうと圧倒的に持ち家を買う人は少ないと思います。ただ私が伝えたいのは大多数だから正しいわけではない!お金で買えない価値がある!ということが読んでいただいた皆様に伝わればよいと思っております。

この記事では、なぜ独身なのに家を買ったのか理由を紹介いたします。
ちなみにマンションではなく一軒家を購入しました。家買う買わない論争、戸建てマンション論争をしたいわけではないので予めご了承ください。

1.駐車場代がもったいない!

個人的には駐車場代が大きな理由となりました。

車を持つべきか持たざるべきかの議論はここでは避けますが、私は車があったほうが便利な街に住んでいるため、引き続き車を所有しています。しかし、マンションに住んでいた頃、駐車場代として毎月15,000円を支払っていました。年間にすると180,000円。これが積み重なると、なかなか馬鹿にできない金額になります。

そこで、家を購入する際に少し計算をしてみました。仮に30年間賃貸暮らしを続けるとしたら、駐車場代だけで 180,000円 × 30年 = 5,400,000円 にもなります。家賃が比較的安いエリアに住んでいたため納得はしていましたが、それでも駐車場だけでこれだけ支払うことになるとは、改めて驚きました。

そこで一度、真剣に考えました。「車を諦める人生にするべきか…」と。でも、やっぱり私は車が好きで、これからも乗り続けたい! そう思ったとき、「自分の土地に車を置くほうが、長い目で見れば絶対にお得で良い選択だ」と感じたのです。

購入を悩まれている方がいたらぜひ踏み切っていほしい。

2.狭い家で本当に良いのか?

最近そこまで大きな家はいらない!ものを減らせば狭いスペースのほうがいい!という風潮も少し出てきていると思います。確かにそれはそうとも言えます。私自身もマンションで暮らしていた時は省スペースで生活を送っていました。しかし生活するうえで結構大変な面もありました。

例えば

  • 騒音やプライバシーの問題
  • 収納家具やインテリアの選択肢が限られる
  • 来客対応が難しい
  • 快適性が損なわれる
  • 家電が限られる(ドラム式洗濯機など)

などなどあると思います。特に来客対応できないのは結構自分の中では困りました…デートの時など(笑)

ドラム式洗濯機も泣く泣く手放すこともありました。

それぞれあると思いますが、やっぱりある程度の広さが必要であると思いますし、広さを求める場合家賃が高額になるケースも多いので検討する余地は十分にあると思います。

3.今がチャンス!?現在はかなり低金利

日本では現在、歴史的な低金利が続いており、住宅ローンの金利も非常に低い状態が続いています。ここ最近は少し上がってきましたが、それでも超低金利です。条件も満たせば住宅ローン控除も利用できます。これにより、少ない負担で多額の借入が可能になり、マイホームを手に入れる絶好のチャンスです。

例えば、変動金利型の住宅ローンでは、金利が1%を切るケースも珍しくありません。このような条件で借り入れができる今だからこそ、家を購入した方が良いとも考えられます。

自身も団信込みで0.7%を切る金利で借りることができました。(現在は少しあがって0.74%)
詳しくは別の投稿で説明をしますが、5年ルール等がありいきなり大幅上昇するような金利は低いと考えられますので安心です。

4.ローンが払い終わる年齢を考えよう

結構ローンは時間勝負だったりもします。
現在33歳。家を購入するにはまだ若いと感じる方もいるかもしれませんが、住宅ローンは早めに動くことが重要です。なぜなら、ローンの返済期間は通常 30~35年 と長期にわたるため、年齢が進むほど選択肢が狭くなるからです。

例えば、35年ローンを組む場合、現在33歳であれば完済時の年齢は 68歳。しかし、もし5年後の38歳にローンを組むと、完済時の年齢は 73歳 にまで延びます。このわずかな差が、老後の生活に大きな影響を与える可能性が考えられるからです。早めに支払いを終わらせたいというのはごく自然なことかと思います。

後回しにすると後悔するケースも少なくありません。
家を買うタイミングを後回しにすると、「もっと早く決断しておけばよかった」と後悔するケースも少なくありません。特に年齢が進むと、以下のような制約が強くなります:

健康状態の変化:団体信用生命保険の加入が難しくなる可能性も。何より健康なうちではないと住宅ローンが組めない可能性もあります。

借入可能額の減少:年齢が上がるほど返済期間が短くなり、希望する金額を借りられない場合があります。

5.趣味に没頭できる

なんといっても、自分だけの空間を手に入れることができます。
家を購入することで、自分だけの空間を自由にアレンジできるのが大きなメリットです。賃貸では音やスペースの制約が気になることもありますが、持ち家なら趣味専用の部屋を作ったり、好きなインテリアを揃えたりすることが可能です。

6.一番の決め手は友達

はやり一番の理由は友達でした。
利便性の良い都心に住んでいたとしても、結局友達と遊ぶときは都心から移動するなんてことが結構ありました。それで疎遠になることも・・・
通勤が便利な場所に住みたい、家族のために広い家が必要、将来の資産として価値がある物件を選びたいなど、考え方は多種多様です。私も家を購入する際、さまざまな理由を考えましたが、その中でも一番の決め手になったのは、意外にも「友達の存在」でした。

友達が近くにいると、日々の生活が格段に楽しくなります。例えば、ちょっとした用事のついでに立ち寄れる距離感、急な相談や困ったときにすぐ頼れる安心感。この近さは、言葉にする以上に大きな価値があります。仕事や子育てで忙しい日々の中でも、友達が近くにいることで、ほんの少しの時間を共有するだけでも気分がリフレッシュされます。

実際に家を購入して暮らし始めると、友達と過ごす時間が以前よりも増えました。一緒にランチをしたり、趣味を共有したり、時にはお互いの家族を巻き込んでイベントを楽しんだり。友達の存在は、家という物理的な空間に新しい価値を与えてくれました。お互いに気軽に行き来できる距離に住むことで、「困ったときはお互い様」という気持ちがより強まり、心の支えとしてのつながりも深まりました。

家選びをする際には、どうしても物件そのものの条件や価格に目が行きがちです。しかし、それ以上に「自分にとって大切な人が近くにいるかどうか」という視点も重要ではないでしょうか。友達が近くにいる環境は、単なる住まい以上の価値を日々の生活に与えてくれます。その存在は、孤独感や不安を軽減し、生活の中に笑顔や安心感をもたらしてくれるのです。

家を購入する決め手として友達の存在を挙げるのは少し変わっているかもしれません。しかし、私にとってはこの理由が家選びをする中で最も大きな意味を持つものでした。物件や立地といった条件も大切ですが、それ以上に大切なものがあることを改めて実感しました。「友達がいる場所で暮らす」という選択肢が、私の生活をより豊かで楽しいものにしてくれたのです。